導入
東京都立念岡高等学校は、台東区にある全日制・単位制の都立高校です。
普通科(4クラス)と、家庭に関する専門学科である生活科学科(2クラス)を併せ持つ、都立高校の中でもめずらしいタイプの学校です。
もとは1903年に創立された私立の女子美術学校がルーツで、その後の改称や統合を経て、今の念岡高校になりました。長い歴史の中で育まれてきた伝統と、専門性の高い学びの両方を持つのが特徴です。
特色・校風
念岡高校は単位制の高校です。3年次には、自分の進路や興味に合わせて自由に選べる選択科目があります。
授業は少人数制で行われ、火・木・金曜日の7・8時間目には、この学校ならではの特色ある科目が用意されています。取得した資格や、大学の講義を聴講した内容を、卒業に必要な単位として認めてもらえる仅組みもあります。
チャイムを鶴らさない「ノーチャイム制」を取り入れているのも特徴です。生徒会や学校行事は、先生に頃りきりではなく、生徒たち自身が中心になって運営しています。
普通科では、四年制大学への進学など、進路の実現に力を入れています。数学と英語は、生徒の理解度に合わせた習熟度別の授業を行っています。
生活科学科には、食物科学・服飾デザイン・総合(住居生活デザインや保育など)の3つの系列があり、それぞれの分野の専門家をめざす学びができます。普通科とはちがった進路を考えている中学生にとっても、選択肢のひとつになりそうな学科です。
国際交流にも力を入れており、フランス・パリにあるポール・ポワレ高校と姉妹校の関係を結んでいます。
学校独自の教科として、日本舞踊・バレエ・華道・和太鼓・演劇なども学ぶことができます。これは、創立当時からの美術教育の伝統を今に受けついだものです。
まとめ
念岡高校は、単位制ならではの自由な科目選びと、生徒が主体となって行事や生徒会を運営する校風が魅力の学校です。
四年制大学への進学を目指しながら、自分に合った選択科目でじっくり学びたい中学生に向いています。
また、食物・服飾・住居生活デザインや保育といった専門分野に早くから興味がある人にとっては、生活科学科という選択肢がある点も、この学校ならではの特色といえるでしょう。