橘高等学校は、墨田区立花にある都立の高校です。全国でも珍しく、都立高校では2校しかない「産業科」を設置しているのが大きな特徴です。2007年に、東京都立向島工業高等学校と東京都立向島商業高等学校が発展的に統合する形で誕生しました。
橘高等学校
基本データ
| 偏差値 | 38 |
|---|---|
| 設置区分 | 公立 |
| 男女別 | 共学校 |
| 課程 | 全日制(学年制)/定時制(学年制・夜間)の両方を設置(本記事は全日制が対象) |
| コース | 産業科(偏差値38。受験情報サイトの参考値。日本初の産業科で、ものづくりから流通・販売までを総合的に学ぶ) |
| 換算内申の目安 | 調査中(専門学科のため、模試各社が換算内申の合格めやすを公表していない) |
| 倍率 |
1.00倍 令和8年度入学者選抜(受検人員76名/合格人員76名)を基に算出。出典:東京都教育委員会「令和8年度東京都立高等学校入学者選抜合格状況」 |
| 学費 |
入学金:5,650円 学費(年額):118,800円 3年間合計:362,050円 |
| 入試方式 | 推薦選抜(面接・小論文など)と、学力検査による一般選抜があります。具体的な配点・試験科目は各校の募集要項を確認してください。 |
| 併願優遇の条件 | 該当なし(併願優遇制度は私立高校のみが対象のため) |
| 所在地 | 墨田区立花4-29-7 |
| 最寄り駅 | 東あずま駅(東武亀戸線)徒歩3分/平井駅(JR総武線)徒歩12分 |
| 公式サイト | https://www.metro.ed.jp/tachibana-h/ |
高等学校等就学支援金の受給認定を受けると授業料が実質無料になる制度があります。くわしい条件は学校や自治体の窓口で確認してください。
部活動
- 男子バスケットボール
- 女子バスケットボール
- バドミントン
- 卓球
- 硬式野球
- 男子硬式テニス
- 女子硬式テニス
- サッカー
- 陸上競技
- ダンス
- 剣道
- バレーボール
- 軽音楽
- 吹奏楽
- ESS
- 演劇
- 茶華道
- パソコン
- 美術・アニメ・イラスト
- ものつくり
- 写真
- 文芸
- 服飾デザイン
- 調理
- 百人一首
- エンターテイメント
- ボランティア(同好会)
特色・校風
橘高校の学科は「産業科」1つだけです。ただし、学びの中身は「ものつくり」「ビジネス」「IT」という3つの系列に分かれています。これは入試の時点で選ぶコースではなく、入学後の1・2年次に全員がこの3分野をひととおり体系的に学ぶしくみです。そのうえで、3年次には必修の「課題研究」に1年間じっくり取り組み、自分の専門テーマを深めていきます。
「ものつくり」では、陶芸・ガラス・食品・デザイン・ロボット工作・金属など、少人数の班に分かれてさまざまな実習をローテーションで経験します。「ビジネス」では、全員が簿記検定の合格を目標にしながら、企業家精神やマーケティング、会社員としての働き方を体験するシミュレーションなどを段階的に学びます。「IT」では、タイピングから表計算、プログラミングまで、1年次の資格取得から3年次の実践的なスキルまで身につけていきます。
橘高校は「伝統工芸教育推進校」にも指定されており、陶芸やガラス工芸、ジュエリー、染色、木工といった伝統的なものづくりにもふれられます。国語・英語・数学は20人程度の少人数・習熟度別クラスで授業が行われ、都立高校の中でも最大級となる10室以上のパソコン室が整っています。英語の授業はネイティブ教員による3年間の指導があり、インターンシップや販売実習といった、実際の仕事に近い体験ができる機会も用意されています。
全日制のほかに、夜間の定時制課程も設置されています。
まとめ
橘高校は、ものづくり・ビジネス・ITという3つの分野を幅広く体験しながら、3年間かけて自分の得意分野を見つけていける学校です。手を動かす実習や資格取得、実践的なビジネス体験に興味がある受験生に向いているといえそうです。
偏差値と換算内申の目安については、本サイトが採用している情報源では確認できなかったため、現時点では「調査中」としています。数値が気になる場合は、学校説明会や個別相談などで直接確認することをおすすめします。
産業科は入試で複数のコースから選ぶ学科ではなく、入学後に全員が3系列を学ぶ1つの学科です。この点をふまえたうえで、学校公式サイトもあわせて確認してみてください。